◆米大リーグ メッツ―ドジャース(24日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日午前8時15分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。前日午後7時10分に開始した3連戦初戦は、今季最長4時間8分で雨天による1時間38分の中断もあり、試合終了は日付が変わった午前0時56分。

当初予定されていたライブBP(実戦形式の打撃練習)の登板も延期になったが、4試合ぶりの本塁打となる18号が出るか注目だ。

 前日23日(同24日)の敵地・メッツ戦は、日をまたいだ延長13回の死闘を制して3連勝としたドジャース。大谷も本塁打こそ出なかったが、9回の5打席目に右前安打を放って10打席ぶりの安打をマークした。本塁打は3試合連続なしだが、ここまで4月28~30日の本拠地・マーリンズ3連戦から7カード連続で本塁打を放っており、5月11発目となる18号に期待はかかる。

 メッツ先発は、デービット・ピーターソン投手(29)。メジャー5年目だった昨季、自身初の2ケタ勝利となる10勝を挙げた左腕で、今季も9登板で2勝2敗ながら、防御率2・86と安定した成績をマークしている。大谷はレギュラーシーズンでは過去7打数2安打の打率2割8分6厘で本塁打はないが、昨年10月のナ・リーグ優勝決定シリーズでは4打席で対戦して3打数3安打、1四球と全打席で出塁した。

 大谷は、前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く49試合に出場。17本塁打(リーグ1位タイ)、31打点(同16位タイ)、60安打(同3位)、打率3割2厘(同8位)、OPS1・040(同2位)をマークしている。5月はすでに月間10本塁打。チームは4連敗からの3連勝で32勝19敗となり、地区2位のジャイアンツに2・0ゲーム差で首位を走っている。

 あす25日(同26日)は、メッツ・千賀滉大投手(32)が先発登板予定。

大谷は試合前にライブBPで登板し、同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来641日ぶりに打者相手に投げることになる。ドジャースのスタメンは以下の通り。

【ドジャース】(先攻)

1(指)大谷翔平、2(遊)ベッツ、3(右)T・ヘルナンデス、4(一)フリーマン、5(左)パヘス、6(中)エドマン、7(三)E・ヘルナンデス、8(捕)ラッシング、9(二)ロハス、投・ゴンソリン=右

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