欧州ＣＬ決勝で１９歳がＭＯＭ　２Ｇ１ＡのパリＳＧのＦＷドゥエとは？　今季１５Ｇ１６Ａ　兄もプロ選手 (2025年6月1日)

◆欧州ＣＬ決勝 パリＳＧ５―０インテル（５月３１日・ミュンヘン） ２０２４―２５年シーズンの欧州王者を決める決勝が行われ、パリＳＧ（フランス）がインテル（イタリア）に５―０と勝利し、クラブ史上初優勝を果たした。パリＳＧは１９―２０年に次ぐ２度目の決勝で頂点に。かつて在籍したアルゼンチン代表ＦＷメッシ（２１～２３年）、フランス代表ＦＷエムバペ（１８～２４年）を擁してもつかめなかった栄冠へ、とうとうたどり着いた。インテルは１５季ぶり４度目の優勝に届かなかった。 この試合で２得点１アシストをマークし、マンオブザマッチに選ばれたのがパリＳＧのフランス代表ＦＷドゥエだ。前半１２分、左サイドで裏を取って、モロッコ代表ＤＦハキミの先制ゴールをアシスト。さらに同２０分にはカウンターから右サイドでパスを受けて迷わず振り切り、追加点を奪った。後半１８分にもカウンターのチャンスを確実に決め、大舞台でヒーローとなった。 ドゥエはフランス・レンヌの下部組織からトップチームを経て、今季パリＳＧへ加入。１８１センチのウインガーでスピードと技術を兼ね備え、今季欧州ＣＬでは５得点、リーグ戦では６得点をマークし、公式戦５４試合で計１５得点１６アシストを挙げた。フランスの年代別代表に名を連ね、すでにフランスのフル代表にもデビューを果たしている。兄のＤＦゲラ・ドゥエ（２２）もフランス１部ストラスブールに所属するプロ選手。兄弟そろって、フランス１部リーグの舞台で活躍している。