湘南ＤＦ鈴木淳之介　日本代表デビュー後初の試合で存在感も「試合に負けたら意味がない」２失点に反省 (2025年6月14日)

◆明治安田Ｊ１リーグ ▽第２０節 湘南１―２町田（１４日・レモンガススタジアム平塚） 湘南はホームで町田と対戦し、１―２で敗れた。前半アディショナルタイムにＭＦ下田北斗の右コーナーキックからＦＷ藤尾翔太に頭で先制弾を沈められる。後半１７分に途中出場のＦＷ福田翔生が、ピッチ入りからわずか３８秒で同点弾を決めたが、同３８分にＦＷナサンホに決勝点を沈められた。 ２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選のインドネシア戦（１０日、６〇０）で、初招集ながら先発起用され、Ａ代表デビューしたＤＦ鈴木淳之介は３バックの中央で先発出場。最終ラインからのパスでチャンスを演出しながら、守備でもオーストラリア代表ＦＷミッチェル・デュークにも負けない力強さを見せるなど、存在感を見せた。しかし、チームが敗れたこともあり、「持ち味を出しても試合に負けたら意味がない」ときっぱり。２失点したことを反省した。試合を通して降り続いた雨にも「相手も同じ条件。言い訳は言いたくない」と語った。 Ｗ杯進出が既に決まっていたとはいえ、日の丸を背負った経験は大きかったといい、「強度は代表で学んだこと。地上戦であれば誰だろうと負けない。そういう部分はやれた」と、代表での経験がこの試合でも生きたことを明かした。一方で、７月に控える東アジアＥ―１選手権については「まず湘南なので。湘南で頑張って勝つことで評価も上がる。日本代表のことはまず忘れて、このチームでしっかりと結果を出したいと思います」と、自チームの活動に集中することを強調した。