◆日本生命セ・パ交流戦 2025 日本ハム―広島(15日・エスコンフィールド)

 広島の森翔平投手が、8回途中4失点で、23年の自己最多を更新の5勝目の権利を手にリリーフにバトンを渡した。

 8日の西武戦(マツダ)でプロ初完封した4年目左腕。

立ち上がりからリズム良く、5回は郡司を先頭四球で歩かせたものの、後続3人を打ち取って崩れなかった。6回には打線が大量6点を追加。その裏の先頭・水谷にソロを許し、連続無失点は19イニングでストップ。8回は先頭から3連打とレイエスの右犠飛で2点目を与えたところで降板した。

 8回は1死一、三塁から登板した2番手・中崎が、野村に犠飛で3点目、宮崎に適時二塁打で4点目を奪われて降板。3点差に詰め寄られ、なおも2死二、三塁のピンチから3番手・森浦が登板。けん制悪送球でさらに1点を奪われたが、代打・万波は中飛に仕留めた。

 森は7回1/3球で98球を投げ、8安打1四球、3奪三振で3失点という内容だった。投球回は今季の試合数と同じ61イニングとなり、規定投球回に到達した。

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