7、8月に秋田県で開催される「第31回世界少年野球大会 秋田大会」の詳細が16日、都内のホテルで発表された。7月30日から8月7日まで、秋田県内で11か国・地域が参加し、交流試合や野球教室などが実施される。

 世界少年野球推進財団の王貞治理事長(ソフトバンク球団会長)は「私は野球をやっていたので、野球の楽しみ、面白みを子供たちにも味わってもらいたいということでスタートした。子供たちの表情、動いている姿を見ると、大会をもっともっと続けてあげたいなという気になって、31回まで来た。子供たちが目を輝かせて、ボールを追いかけてくれる。この姿を見ていたら、本当にやって良かったと思うのです。だからこれからもなるべく多くの子供たちに集まってもらって、続けていきたいなと思っています」と抱負を明かした。

 同大会は1990年、王氏と、メジャー通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏が「正しい野球を全世界に普及、発展させる」とともに「世界の子供たちの友情と親善の輪を広げよう」という趣旨で始まった。

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