DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が西武・今井達也投手(27)との投げ合いを心待ちにした。17日の西武戦(横浜)に先発する20年サイ・ヤング右腕は、相手先発の今井について問われると「とても素晴らしい投手。

彼のスライダーは特徴的な動きをしている。まっすぐと相まってとても素晴らしい球種なんじゃないか」と最大級の賛辞を贈った。今井は防御率1・30でパ・リーグ2位の87奪三振。自身もセ・トップの76奪三振を誇る。ハイレベルな奪三振合戦になる可能性もありそうだ。

 前回登板の12日オリックス戦(京セラD)ではNPBで最多の131球を投じながらも5回2/3、8安打4失点で4敗目。ここから中4日で西武戦に臨むが「筋肉痛は特に感じていない。しっかりとリカバリーができた」と万全を強調した。

 この日は横須賀市内の球団施設「DOCK」でキャッチボールなど最終調整。チームは15日までのビジター6連戦を1勝5敗、4連敗で終えただけに「この1週間はすごく苦しい戦いが続いていた。(本拠地で)慣れた環境なので絶対勝たないといけない」。バウアーがNPB最高峰の投手戦を制し、チームの連敗を止める。

(太田 和樹)

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