◆米大リーグ ドジャース―パドレス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのゴームズGMが会見し、右肩痛で負傷者リスト(IL)入りし、復帰のめどが立たない佐々木朗希投手について言及した。重さの違う「プライオボール」を用いて佐々木が調整を行ったといい、同GMは「今後は基礎を固める作業を続け、しっかりとした感覚で投げられるところまで持っていくことが目標だ。

これからどうなるかはまだ初期段階だが、今日の手応えは良かったので、それを土台にして積み重ねていければと考えている」と今後の方針を示した。

 朗希は5月9日の敵地・Dバックス戦の登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入り。5月下旬にはキャッチボールを再開させた。だが、13~15日の本拠地・ジャイアンツ3連戦ではベンチ入りしながらも、キャッチボールはしなかった。指揮官は約1週間前に痛み止めの注射を打って再びノースローになったことを明かし「まだ本格的な調整に入る感覚を得られていない。なので準備が整ったと彼が感じるまで待つ、という段階。本人が納得しない限り、無理に投げさせることはしない方針だ」と説明した。

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