◆独立リーグ交流戦 巨人3軍―千葉スカイセイラーズ(17日・ジャイアンツ球場)

 昨年4月に「左肘内側側副じん帯再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)を受けた巨人・代木大和投手が、3軍の千葉スカイセイラーズ戦で1年11か月ぶりに実戦復帰した。

 2点リードの5回、名前がコールされるとファンの拍手に迎えられてマウンドへ上がった。

先頭の8番打者への初球に150キロをマークすると、2球目にはこの最速となる152キロを計測。最後は外角の146キロで見逃し三振に斬ると、9番は145キロでボテボテの三ゴロ、1番は149キロ直球で詰まらせて遊直に仕留めた。1回を12球で3者凡退に封じる好投を見せ、復帰登板を飾った。

 代木は21年ドラフト6位で明徳義塾から入団。23年には1980年以降の10代投手としては22年ぶりの開幕1軍入りを果たし、4月4日のDeNA戦(横浜)でプロ初登板するなど13試合に登板した。同年7月21日のイースタン・DeNA戦(横須賀)後に左肘をクリーニング手術。その後はリハビリに取り組んでいたが、昨年4月にTJ術を受けていた。

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