「第56回日本少年野球選手権大会」和歌山県支部予選(7日・御坊市民球場)◆中学生の部 ▽1回戦 生石ボーイズ9-1和歌山田辺ボーイズ

 関西ブロック各支部で夏の選手権大会の予選が始まった。1回戦が行われた和歌山県支部では生石ボーイズが勝利した。

 4回に打者12人攻撃で7得点した生石が、5回コールド勝ち。宮脇主将は「ミスがなく、チャンスにたたみかける野球ができた」と胸を張った。

 1点を追う2回2死満塁から、宗が右前へ2点打。「ライトゴロになりかけたが、足には自信があるのでうまく一塁に滑り込めた」。9番打者の一打で逆転すると、打線が4回につながった。

 まずは無死満塁から、西郷がバントヒットを決め1得点。小西のスクイズなどで3点を加え、さらに1死二、三塁から、脇が右中間へ2点二塁打を放った。

 投げても先発・廣野が初回こそ1失点したが、3回まで粘投。4回を岩橋が、5回は中前が無失点で締め、勝利をつかんだ。投打がかみ合った初戦内容に宮脇は「うちの持ち味が十分、発揮できたし、これからの試合が楽しみ」と次戦を見据えた。

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