【巨人】井上温大、５回８安打４失点、３被弾で降板　危険球退場から７日、雪辱期して先発も
４回終わりに甲斐拓也（中）と話す井上温大（カメラ・今成　良輔） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　巨人―日本ハム（１７日・東京ドーム）

　巨人・井上温大投手が、１０日のソフトバンク戦で頭部死球で１回１／３、３８球で緊急降板して以来となる先発。チームの連敗阻止と自身４登板ぶりの白星、４勝目を目指してマウンドにあがったが、５回の打席で代打を送られ、５回８安打４失点、３本の本塁打を浴び降板となった。

　井上は２回、先頭の石井一成内野手に右前打、万波中正外野手には右中間スタンドに飛び込む１３号２ラン本塁打。続く伏見寅威捕手には左中間スタンドに２号ソロ本塁打と２連続アーチを浴び、３点を失うと、２死となってから、水谷瞬外野手にも右越えの４ソロ本塁打を打たれ、この回一気に４点を奪われた。巨人の１イニング被本塁打３は２０２１年７月１３日のヤクルト戦（東京Ｄ）以来。

　井上は４回、先頭の万波に左前打され無死一塁。続く伏見の左翼ファウルゾーンへの当たりは、本拠地初スタメン起用の三塚琉生外野手が客席ぎりぎりで好捕するファインプレー。後続も打ち取り追加点を許さなかった。５回も１死から清宮に中前打。２死から野村に右前打され一、二塁となったが、石井を空振り三振に仕留めた。

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