◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島―ソフトバンク(17日・マツダスタジアム)

 ソフトバンク・小久保裕紀監督が試合前、16日に出場選手登録を抹消した山川穂高内野手について「ロッテ戦からいけるようにと伝えている」と明かした。リーグ戦が再開する27日からの昇格を予告。

打率2割4厘と不振の主砲の、このタイミングでの再調整の理由も語った。

 この日からセ・リーグの本拠地で6連戦。DHがないため「基本は中村晃が一塁。(山川は)代打待機よりもこの時期を利用し、リフレッシュを兼ねてどうかと。『(2軍に)行ってこい』ではなくて提案した。思いつきではなく、ずっと考えていて、タイミングを図っていた」と説明した。交流戦終了後の4日間は試合がないことも踏まえての決定。2軍戦の出場など調整法は「本人に任せる。打撃投手も一人、一緒にファームに行かせた」と一任。「優勝するには、あいつの力は絶対に必要。頭もすっきりして、リフレッシュできるように」と復調を願った。

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