◆米大リーグ マリナーズ―レッドソックス(17日・米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 マリナーズのカル・ローリー捕手が17日(日本時間18日)、本拠のレッドソックス戦の2回に、右腕ビューラーから今季2本目となるグランドスラムの27号を放ち、26本で並んでいたジャッジ(ヤンキース)を抜いて再びメジャートップに立った。

 7日のエンゼルス戦で25、26号を打った後、出場7試合で27打数4安打と凡打が続いていたローリーのバットが2回に火を噴いた。

 1点を先行しなおも2死満塁。昨年ドジャースのワールドシリーズ優勝の瞬間、マウンドにいた右腕ビューラーの初球、外角のチェンジアップをとらえた。打球は43度という高い放物線を描きながら右翼席ポール際に飛び込んだ。打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離370フィート(約113メートル)の打球を確認するとひさしぶりの余韻に浸るようにゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 4回には1死二、三塁で右翼線二塁打し2者生還で、打点でも60となりジャッジに並びリーグトップタイとなった。

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