◆米大リーグ ドジャース―パドレス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースが1点を追う2回に逆転に成功したが、直後の2―1で迎えた3回に2番手でマウンドに上がった右腕トリビノが再び逆転を許した。先頭マルドナードにセンターへの二塁打で出塁を許すと、タティスには死球で無死一、二塁。
2回の攻撃は0―1の2回先頭のスミスが先発右腕バスケスから左中間への二塁打で出塁すると、T・ヘルナンデスの右飛で1死三塁。マンシーがカウント0―1から2球目を右翼奥に高々と打ち上げ、同点右犠飛とした。さらに7番パヘスが左翼ソロを放ち、勝ち越した。
この日は新人左腕ドライヤーが先発。初回は先頭タティスから空振り三振を奪い、幸先よくスタートを切ったが、2死二塁とすると、4番・シーツに右前適時打を許して先取点を与えていた。
前日には大谷が、エンゼルス時代の23年8月23日以来約1年10か月ぶりに投手で復帰。1回28球で2安打1失点だったが、最速100・2マイル(約161・3キロ)をマーク。登板翌日となったこの日も「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う初回先頭の1打席目は空振り三振に倒れ、試合前に3割ちょうどだった打率が2割9分9厘となった。