◆米大リーグ ドジャース8―6パドレス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
パドレスの松井裕樹投手が17日(日本時間18日)、敵地ドジャース戦に3―6の6回無死一、二塁の場面で3番手として登板し、1イニングを1安打2奪三振の内容だった。記録上は無失点だが、2人の走者のホーム生還を許しただけに、「結果を見たら、ちょっと2点が重かったゲームになってしまった。
初球は暴投で無死二、三塁とすると、1死からエドマンに左中間への2点適時二塁打を浴びた。だが、1死二塁で迎えた1番・大谷翔平投手はカウント1―2から92・6マイル(約149キロ)の直球で空振り三振にねじ伏せた。大谷との今季3度目の対戦も制した29歳左腕は「とりあえず、たまたま抑えられました。前回からすごい変化球攻めで、まっすぐが球速がないんで、なんとか変化球を意識させて、まっすぐ。もうちょっと高め狙ってたんですけど、なんとか空振りが取れました」と振り返った。
11日(日本時間12日)のドジャース戦では、2―4の7回に4番手で登板し、1死から大谷をスライダーで空振り三振。メジャー通算100奪三振を飾っていた。
今季は2年連続で30試合登板に到達し、これで計31試合で2勝1敗、2ホールド、防御率3・03。この日は試合前の練習ではドジャース・佐々木朗希投手らと談笑するなど、リラックスした表情を見せていた。