「20」にもう一つ、顔があるとすれば、それは右腕の外国人投手だろう。
86年に入団し、4勝19セーブと抑えの役割を担ったルイス・サンチェ。
続いてはビル・ガリクソン。88年に14勝、翌年は7勝。巨人には2年の在籍だったが、91年にタイガースで20勝。日本からメジャーに復帰して活躍する投手の先駆けとなった。
そしてスコット・マシソン。12年に巨人入団。山口鉄也、西村健太朗らと救援陣をつくり、40試合に登板し2勝10セーブ、8ホールド(H)と優勝と日本一に貢献した。13年は63試合に投げ、2勝40Hで山口とともに最優秀中継ぎ賞を獲得。16年にはリーグ最多の70試合に登板し8勝41H、再び最優秀中継ぎ賞。在籍8年で174Hは外国人投手の最多ホールド記録だ。