◆日本生命セ・パ交流戦 2025 中日6―3オリックス(18日・バンテリンドーム)

 中日は、逆転勝利で連敗を3で止めた。

 10安打6得点と打線が奮起した。

1点の先制を許した直後の4回。無死一、二塁から、ボスラーがオリックス・九里の変化球を中堅に運ぶ4号3ランを放ち、逆転に成功した。なおも無死二、三塁から、石伊の左前適時打で、この回4得点を挙げた。5回には村松と山本の適時打で、2点を追加。試合を優位に進めた。

 先発・涌井は、5回6安打3失点で今季4勝目。ヤクルト石川の交流戦通算29勝に次ぐ、歴代単独2位の同通算28勝目をマークした。3回まで散発1安打に抑える上々の立ち上がり。だが、4回2死から杉本を三塁への内野安打で出塁させると、四球でなおも2死一、二塁。続く6番・西川に左翼への適時打で先取点を与えた。5回には、1死二、三塁から太田の右前適時打でさらに2失点。1死一塁とピンチは続いたが、3番・森を二邪飛、4番・杉本を左飛にねじ伏せた。

 6回以降は、藤嶋、橋本、清水、松山と頼もしい救援陣が無失点リレーを完成させた。

編集部おすすめ