◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人2―1日本ハム(18日・東京ドーム)

 巨人は5回から4イニング連続で4度の送りバントを成功。1試合4犠打以上は14年9月10日阪神戦の5犠打以来、チーム11年ぶり。

バントで進めた走者が6回に同点、7回にも勝ち越しのホームを踏み、交流戦13試合目で初の逆転勝ちを飾った。

 6回に送りバントを決めたのは4番の吉川。チームで先発4番の犠打は、22年9月21日DeNA戦6回の中田翔以来だったが、4番のバントが得点に結びついたのは、15年4月24日ヤクルト戦の4回に坂本が投犠、続くアンダーソンが同点二塁打を放って以来になる。

 月別の犠打数と進塁させた走者の得点数を見ると

  犠打―点(得点率)

3、4月13―9(69%)

  5月17―6(35%)

  6月 7―2(29%)

 送りバント成功からの得点が1試合で2度は、4月27日の阪神戦以来、今年3度目。6月は初めて犠打が得点につながった。(阿部 大和)

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