◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島8―4ソフトバンク(18日・マツダスタジアム)

 広島・高橋昂也投手が21年10月9日以来の勝利投手になった。5回から2回無失点でソフトバンクの勢いを止め、1348日ぶりの白星。

お立ち台で「久しぶりにこの景色が見られてうれしい。自分の力を出し切って、流れをかえてやろうとマウンドにいきました」と胸を張った。

 ヒーローインタビューの後は「チームの勝ちの時に投げられたのはうれしい。またやるべきことをやるだけかなという感じです」と冷静。マウンドでの心境も「本当に、ただ投げているだけ、無心です。自分のやることにしか集中していなかった」と振り返った。22、23年は1軍出場なし。昨季も登板1試合だった26歳の左腕は「申し訳ない気持ちがあった。力になれていないので、これから恩返しができれば」と誓った。

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