◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神8―1ロッテ(18日・甲子園)

 阪神・藤川球児監督が今季初勝利を挙げた伊藤将司投手を絶賛した。

 6回9安打ながら1失点の粘投。

開幕ローテを外れた今季だが、6月11日・西武戦(ベルーナD)で初先発し、2先発目で白星をつかんだ。指揮官は「昨年から彼の調子として納得のいくものではなかったと思うし、このキャンプ、春からずっと見ていましたけど、ボールの走りというのはおそらく本人も納得ができない中だったんですけど、ゲームから逃げることなく、ずっとファームのゲームでも、ゲーム(間隔)を空けることなく投げていたんですよね。それがやっぱり突き破ってきたと思うんですよね」とたたえた。

「ある程度、実績があると、ちょっと空けながらとかするんですけど、そこをゲームから逃げずに戦い続けた。それがここまできた。今日のゲームにつながって、最終的にピンチをしのぐ、というのは、やっぱり戦い続けることがここまで来ていると思いますから、今後も期待できますね」と賛辞を送った。

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