くふうハヤテが３連敗…高取将之介投手が復帰も今季初黒星
先発復帰して４回を投げたくふうハヤテの高取 画像（1枚）

◇ウエスタン　くふうハヤテ１－７中日（１８日・ちゅ～るスタジアム清水）

　くふうハヤテは中日に１―７で敗れ、３連敗を喫した。先発として復帰した高取将之介投手（２３）は４回を投げ２失点。

初回に２点を失った後は粘投も、今季初黒星となった。

　　くふうハヤテの高取は、立ち上がりに苦しみ、２死一、二塁から連打を浴びて、２点を先制された。「いつも通りに球がいかず、慎重になりすぎた。コーナーを狙いすぎてカウントを悪くした」と反省。２回以降は気持ちを切り替え、ストライクゾーンで勝負し、無失点に抑えて立て直した。

　地元大阪の門真西高３年夏、１０回２１奪三振を記録した右腕は、ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校、ＮＯＭＯベースボールクラブを経て今季加入。開幕ローテに入るも、３月下旬に右肩の痛みで離脱。５月中旬に復帰してからは中継ぎとして登板していた。

　先発復帰登板は今季初の負け投手となったが、赤堀元之監督（５５）は１８０センチ右腕のローテ入りを示唆。高取は「しっかり試合をつくれるようになりたい」と前を向いた。（伊藤　明日香）

　〇…赤堀監督は先発ローテーションについて言及。巨人から派遣された田村朋輝投手（２１）を２０日からのソフトバンク３連戦で起用する意向を示した。

田村は１３日の広島戦で中継ぎとして登板し、ハヤテでの初勝利を挙げている。また前ソフトバンク育成の佐藤宏樹投手（２６）も復帰予定。「投手が多いのでうまく使っていきたい。今後は中一週間、６日だったりとなっていくのでは」と語った。

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