阪神・掛布雅之OB会長(70)=スポーツ報知評論家=が19日、大阪・関西万博の「EXPOメッセ WASSE」で開催された「EXPO共鳴フェス―万博から描く未来社会の技術、デザイン―」(読売新聞社共催)を見学。神戸市立高専が制作した自身の右手を模倣したロボットハンドと握手した。

「しわの深さやタコまで正確。自分の手と握手するのはもちろん初めてなので不思議な感じ」と、3Dプリンターで造形し、内部ヒーターで体温まで再現したリアルな感触に感動していた。制作リーダーの同高専・早川朋希さん(18)は「この技術を使えば、遠方で会えない孫や、祖父母、昔の自分とも、ぬくもりのある疑似握手ができる」と胸を張った。

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