◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島2―9ソフトバンク(19日・マツダスタジアム)
広島は、序盤の大量ビハインドが響き、ソフトバンク3連戦は1勝2敗と負け越した。同カードは交流戦が3試合制となった15年に2勝1敗で勝ち越して以降、中止の20年を除く開催9年連続の勝ち越しなし。
前夜にファビアンの逆転満塁本塁打で4点差をひっくり返した勢いは、初回にあっさり手放した。次男誕生に立ち会うために一時帰国していたドミンゲスが、いきなりの4安打4失点。5月15日の巨人戦(マツダ)以来の先発は5回6失点という乱調ぶりで来日6戦目(救援1試合)で初黒星を喫した。4点ビハインドの6回から今季初登板となった2番手・益田も、2イニング目の7回に栗原に3ランを浴びた。さらに9回には一挙7失点。計16失点の悪夢となった。
打線は、0―6の5回に代打・中村奨が、2号2ラン。5月13日の巨人戦(マツダ)で戸郷から放った4年ぶり、1406日ぶりのプロ3号以来の一発で2点を返しただけに終わった。
3カード負け越しで再び勝率5割に逆戻り。交流戦は楽天3連戦(マツダ)を残し、7勝8敗。