◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島2―16ソフトバンク(19日・マツダスタジアム)

 広島は、ソフトバンク相手に大敗を喫した。夫人の出産立ち会いの一時帰国から復帰登板のドミンゲスが、初回4失点から5回6失点。

6回以降も若手救援陣が総崩れした。16失点は16年7月29日のDeNA戦(マツダ)以来9年ぶり、交流戦では14年6月7日のソフトバンク戦(マツダ)以来11年ぶりという惨敗。ソフトバンク戦は、交流戦が3試合制となった15年に2勝1敗で勝ち越して以降、9季連続(20年は開催なし)で勝ち越しがなく、17年から8季連続の負け越し。楽天3連戦(マツダ)を残すだけとなった交流戦は7勝8敗となり、2年連続の勝ち越しにも黄信号がともった。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―初回4失点から苦しい展開となった

 「うーん、まあそうやね。でも、こういう展開でも、(5回に代打で2号2ランの中村)奨成もいいホームランだったし、小園にしても大盛にしても、いい内容の打者が多かったように感じます」

 ―ビハインド展開で登板したリリーフ陣も失点を重ねた

 「週の真ん中ということで、益田にしても今シーズン初登板でイニングをまたいでもらった。(長谷部)銀次にしてもね。難しさはあったと思うけど、彼らは抑えても打たれても勉強なので、これを糧にしてもらいたいと思います」

 ―ドミンゲスの投球について

 「元々、高めにボールが集まる投手なんだけど、いつもだったら高めでファウルを取れているところが、よーいドンから周東に高めの球を打たれたりしていたので、いつもより球に力がなかったのかなと思います」

 ―交流戦は残りあと1カードとなった

 「あと3試合なので。球場に応援に来ていただいたファンの方にこういう試合を見せてしまって申し訳ないと思っています。しっかり切り替えて、最後のカードを頑張りたいと思います」

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