◎第46回全泉州大会(6月28日・八木グラウンド)◆小学生の部 ▽決勝 大阪泉州ボーイズ3-2大阪柴島ボーイズ

 競り勝った。最後は相手4番を右ゴロに打ち取り、大阪泉州ナインは全国優勝を果たしたかのように大喜び。

練習試合からしのぎを削る大阪柴島を1点差で下したホストVに、山田主将は「ライバルに勝てたのがうれしい」と声をはずませた。

 同点の3回1死から、1番・山田が中前打。続く長濱が右中間を破る二塁打を放ち、勝ち越し。さらに、4番・寺尾が右翼線を破る二塁打で追加点。仕事を果たした主砲は「打ったのはスローボール。甘い球を打つしかないと、狙い球にはっていた」と胸を張った。

 投げても先発・山田が、初回に1失点したが「2回から修正できた」と2、3回を無失点に抑えた。バトンを受けた寺尾も1点こそ取られたが、リードを死守。「今日はいつもより指にかかって、今までで一番の球。絶対にいけると思った」。現チーム2つ目のタイトルを奪取し、万全の態勢で、選手権大会へ挑む。

 ★大阪柴島 意地を見せたが、あと1点届かなかった。

初回に先頭・東が左翼線を破る二塁打。眞野の右前打で本塁を狙ったが、タッチアウトとなった。それでも、2死二塁から鹿山の遊飛を相手が落球。貴重な先取点が舞い込んだ。その後に逆転を許したが、2点を追う4回には2死二塁から宮原が右前打。1点差に迫るなど、粘りは見せた。リベンジは選手権大会で果たす。

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