◆米大リーグオールスター ナ・リーグ―ア・リーグ(15日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャースのF・フリーマン内野手が15日(日本時間16日)、オールスターのスタメン一塁で古巣ブレーブスの本拠に凱旋。選手紹介では満場の拍手で迎えられた。

 日本ではドジャースのイメージが強いが、2010年のメジャーデビューから21年まで12シーズンをブレーブスで過ごした。選手紹介後、試合開始前に場内インタビューに応じ「今、手が汗ばんでるよ。さっき受けた拍手は…特別だった。この球場が建てられるのを見てきたんだ。あそこに赤く塗られた場所がある。それは僕にとってとても特別なものなんだ。だから、また戻ってこられたことは名誉だよ」と2021年のワールドシリーズ制覇を示す旗の装飾を示した。

 地元ファンに向けての気持ちを問われると「ファンのみんなとは一日中でも話していたいくらいだ。みんな、本当にありがとう。心の底から感謝してる。僕の最初の12年間を、この素晴らしい街で過ごすことができたんだ。戻ってくるたびにスタンディングオベーションをくれて、声援を送ってくれた。

君たちは、僕が父親でも夫でもなかった頃から見守ってくれていた。そして今、僕は夫であり父であり、素晴らしい3人の男の子の父親としてここに戻ってこれた。だから、本当にありがとう。今夜、もう一本ヒットが打てたらいいね、みんなのために」と感無量の表情だった。

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