エンゼルス・菊池雄星投手(34)が15日(日本時間16日)、オールスターの試合前に行われる恒例行事のレッドカーペットショーに瑠美夫人、長男とともに登場した。雄星は濃紺のスーツにエンゼルスのチームカラーでもある赤のネクタイを締め、元フリーアナウンサーの瑠美夫人はゴージャスな赤ドレスで存在感を放っていた。
21年に初選出された際にも家族と登場し、「(最初の)2年間、なかなか結果が出なくて僕以上につらい思いをしたのが妻。一緒にレッドカーペットを歩かせたかったし、それが実現していい思い出になった」と喜んでいた。
前日14日(同15日)には家族の存在について「息子にいいところを見せたい。1日でも長くプロ野球選手、メジャーリーガーでいるところを見せたいというのが一番のモチベーションになっている。34歳だけどまだまだ止まるつもりはない。1日でも長く家族のためにプレーしたい」と明かしていた。
菊池はエンゼルスに加入した今季、20試合に登板して4勝6敗と白星こそ伸びなかったが、防御率3・11でローテを守り、MLB機構推薦で、マリナーズ時代の21年以来2度目のオールスター選出となった。だが、12日(同13日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で登板したことから、オールスターの出場メンバーからは外れている。