◎第31回豊中大会(7月5、6日、豊中ローズ球場ほか) ◆中学1年生の部 ▽2回戦 豊中ボーイズ29-2尼崎ボーイズ
ホームタウンで快音を響かせた。豊中ナインが打ちも打ったり、19安打29得点。
試合開始直後に2点を先行され、「ちょっと焦った」と森本。だが、それも心配無用! 初回1死後に松原、中尾が連打。盗塁とバッテリーエラーで1点を返す。さらに満塁とし、坊垣が中前適時打。中堅手が後逸する間に、中尾、高間、橘ら3走者が生還した。
2回には、打者12人で8得点。これだけでは終わらず、3回には5四球を挟み9連打、13者連続得点の猛攻。この回だけで、打者21人攻撃で、17得点を奪うお祭り状態となった。
打ちまくった打線のなかで、不調で5番から6番に“降格”していた坊垣も、2打数2安打。4打点の活躍に「悔しさはあったけど、気楽にいこうと。最近打てていなかったのでホッとした」と安堵(あんど)の表情を見せた。
文句なしの快勝に、森本の舌もなめらかに。「一つひとつ勝利を積み重ねて、優勝したい!」。ホスト大会初戦で見せた勢いに乗って、狙うはもちろん頂点だ。