◆第107回全国高校野球選手権大会東東京大会▽2回戦 明大中野8―0上野学園=8回コールド(11日・ジャイアンツタウンスタジアム)
明大中野が上野学園に8回コールド勝ち。「4番・一塁」で先発出場した坂本裕太郎主将は「チーム一丸となって勝てて」よかった」と笑顔を見せた。
主将は1回戦の本郷戦で先制の2ラン本塁打を放つなど勝利に貢献。しかし、この日は3打数1安打。「全体的に力んでしまった」と悔しそうな表情を浮かべたが、8回に中前適時打を放った。
1回戦はテスト期間と重なり調整が難しかったが、「2回戦はテストも終わりしっかり調整して挑むことができた」と万全の準備で今日を迎えた。
6歳から野球をはじめ、高校では三塁が定位置だった。一塁での起用を伝えられたのは、今大会が始まる1~2週間前。巨人・坂本の打撃フォームを参考にしているそうで「坂本選手のインコースのさばきが印象的でそれを参考にして取り組んでいる」。
次戦はシード校の駿台学園。「今大会初めての大一番だと思うので、しっかり勝って次の試合につなげられるように頑張っていきたい」と一戦一戦勝ち上がり初の甲子園出場を目指す。