◆JERA セ・リーグ DeNA―巨人(11日・横浜)
巨人は山崎伊織投手がリーグトップの9勝目を目指して先発。2回に一発で先制を許したが5回まで好投している。
山崎が2回にDeNAから今季初失点となる1点を先制された。先頭の4番・牧秀悟内野手に初球の変化球をとらえられ、打った瞬間にわかる左越えの15号ソロ本塁打を浴びた。
打線は2回に1死から、4回は2死からいずれも四球で走者を出したが後続を抑えられた。
巨人が5回にようやくケイからヒット。2死から甲斐拓也捕手が逆らわないバッティングで右前打で出塁したが、続く山崎は空振り三振に倒れた。山崎は3回1死から桑原将志外野手に右前打されたが、4回、5回を3者凡退に抑え、5回まで3安打1失点。
山崎の投球について、内海哲也投手コーチは「今日はいつも通りの(山崎)伊織ではないように見える。ただ、シーズン通して先発でまわっていれば、必ずこういう日はある。こういった日にどんな投球をするのか、投球のなかでどんな工夫ができるかが大事。伊織なら出来ると思う。勝ちに導く投球をしてほしい」と話した。