12日のソフトバンク戦(楽天モバイル)に先発する滝中瞭太投手が、相手打線の脳裏に残る直球を軸に攻めていくと意欲をみせた。3回1/3を投げて9安打5失点と打ち込まれた前回登板の5日・日本ハム戦を振り返り、3勝目を挙げた6月18日ヤクルト戦と比較して「チームも違うし打者の特長も違うのである程度の誤差はしかたないけど、パーセンテージで言うと20%近くストレートの割合が減っていた」。

割合が減っても効果的に直球を使えれば、持ち味の変化球がより生きて打ち取れるととらえた。

 ソフトバンク打線に対しても「どのチームもそうだけど、ストレートに関しては特に強く振ってくるチーム。力勝負でいってもたぶん勝てないけど、(直球は)投げない球ではないので。どう使うかがカギになる」。相手の印象に深く残る直球を軸とした投球で白星をつかむ。

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