◆イースタン・リーグ 巨人4―3日本ハム(11日・ジャイアンツ球場)

 巨人の今村信貴投手が、大ピンチをしのぐ好救援を見せてチームの勝利を呼び込んだ。

 イースタン・日本ハム戦で2点リードの8回に泉が2失点して同点に追いつかれ、なお2死満塁のピンチを背負った。

ここでマウンドを託された今村は、代打・山口を低めに制球されたフォークで右飛に打ち取った。すると、直後の攻撃で山瀬の勝ち越し打が生まれ、今季3勝目をつかんだ。

 今季24登板で防御率1点台と抜群の安定感を見せている左腕は、「ああいう時は開き直っていくしかない。同点だったので、何とか次につなげようと思って投げました。自分でコントロールできないところもありますが、今年はただ自分がやれることだけをやろうと考えてやっているので、いいアピールができたと思います」と胸を張った。

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