◆パ・リーグ ロッテ2―2西武=延長12回=(11日・ZOZO)

 西武が80試合目で初の引き分け。投手野手合わせてベンチ入り26人のうち24人が出場する総力戦となったが、2連勝とはならなかった。

 打線は2―0とリードされた5回無死満塁で炭谷銀仁朗捕手の遊併殺打の間に1点をかえし、8回1死一、三塁から長谷川信哉外野手の左犠飛で同点に追いついたが、その後は本塁が遠い展開。延長10回に1死一、三塁、11回に1死一、二塁とチャンスは作ったが、あと1本が出なかった。

 先発・武内夏暉は5回2失点で自身4連勝とはならず。初回2死満塁から押し出しの四球を与え先取点を奪われるなど、この回だけで27球を費やす立ち上がり。3回2死一塁では岡に左中間を破る適時二塁打を浴びて追加点を許した。味方が8回に同点とし黒星は免れたが「初回からボール球先行という内容が続き、なかなか自分の思うようなピッチングができず、いいリズムを作ることができなかった」と肩を落とした。

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