◆第107回全国高校野球選手権埼玉大会▽2回戦 浦和学院10―4本庄第一(11日・県営大宮)

 プロ注目の右の大砲・浦和学院の藤井健翔内野手(3年)が本庄第一との初戦で3打数2安打。2回の第1打席目は中前安打を放つと3回の第2打席目では左前安打。

5回の第3打席は中飛に終わったものの、試合のテーマを「次につながる一打を」と設定し「全打席でライナー性の強い打球を飛ばせた」と自らに合格点を出した。

 目標は巨人の主砲・岡本和真。将来のプロ入りを目指している。この日は巨人など複数の球団が視察し「まずはチームが勝つことが一番」と強調した上で、「注目してもらえるのは非常にありがたいこと」と話した。

 父の伸さんは「意志を尊重する」と話し、全面的にバックアップする姿勢している。今夏は藤井の地元である岡山・倉敷から、埼玉まで毎試合駆けつけて応援する予定だという。

 3回戦は甲子園出場経験のある滑川総合と対戦する。「気が抜ける試合はひとつもない。常に全力で戦う」と気を引き締めた。

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