◆JERA セ・リーグ DeNA1―2巨人=延長11回=(11日・横浜)
2試合続けて4番打者で先発した坂本(巨)が、延長11回に勝ち越しの決勝本塁打。巨人で4番の勝利打点は、5月28日広島戦の1回に勝ち越しアーチで記録したキャベッジ以来、33試合ぶり。
坂本が4番打者を務めたのは通算61試合目。この打順での本塁打は15年6月7日のソフトバンク戦以来、10年ぶり6本目になる。延長回での一発は14年8月5日、この日と同じくDeNA戦の11回に打って以来、こちらは11年ぶり4本目。4番として延長回でマークしたのは初めて。
これで坂本の勝利打点は、5月7日の阪神戦に勝ち越し二塁打で記録して以来、通算162度目。50年の2リーグ制後、巨人打者の勝利打点上位を見ると、〈1〉王貞治289〈2〉長嶋茂雄259〈3〉阿部慎之助162、坂本勇人162〈5〉原辰徳152。坂本が現監督の阿部に並んで3番目となった。(阿部 大和)