◆JERA セ・リーグ DeNA1―2巨人=延長11回=(11日・横浜)

 巨人のライデル・マルティネス投手が延長11回に登板して3者凡退で試合を締めてセーブを記録した。これで今季27セーブ目。

ただ「チームがようやく勝てたということは、うれしいですけども、個人的にはまだまだ納得はしていません」と満足はしなかった。

 2―1と勝ち越しを決めて迎えた延長11回裏。6番手でマウンドに上がると、先頭・桑原を153キロで二ゴロ。続く佐野を155キロで三邪飛。最後は4番・牧を151キロで三飛に抑えて、試合を締めた。「気持ちの面で、少し自信というのをもう1回持ち直して臨もう、と」と思いを口にした。

 右腕は3日の阪神戦で今季初失点で敗戦投手に。さらに、前回9日の中日戦では2―0の9回に登板して細川に逆転3ランを浴びて2敗目を喫していた。マルティネスは報道陣の取材に応じた際に自ら「実際に結構ソーシャルメディアなんかで誹謗中傷、非常に心ないメッセージなんかも本当はあまり言いたくなかったですけど、たくさん来たというのもありました。当然全てのファンの方じゃないと思いますけど、少数の方だと思うんですけど、そういうコメントが実際にあったので、自分だけでなくてひかえてほしいなってそういうメッセージは、ここで伝えておきたいです」と呼びかけた。

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