【巨人】石川達也が古巣相手に１回０封で勝利投手「しっかり『恩返し』と思いながら」
延長１０回、無失点に抑えて笑顔の石川達也（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ１―２巨人＝延長１１回＝（１１日・横浜）

　巨人の石川達也投手が延長１０回に５番手で登板して３者凡退。坂本の勝ち越しソロで３勝目が舞い込んだ。

　１―１の延長１０回。マウンドに上がると先頭の代打・松尾を右飛。続く代打・井上を空振り三振。最後は関根をバットを折りながら二ゴロに仕留めて３者凡退。

　石川は昨オフにＤｅＮＡを戦力外となり、巨人に移籍。今季は、この試合前までセ・リーグではＤｅＮＡ戦のみ登板がなく、これが古巣相手に初登板。「いつも以上に力んでいた部分もあったんですけど、しっかり『恩返し』と思いながら。ベイスターズに取ってもらってなかったら今の僕はないので」と振り返った。

　勝ちをつけてくれたのは坂本。背番号６にはキャンプ中から「いい球投げるんだから。もっと磨いて、いい投手になれるように頑張って」と声をかけられ、「よく会話もしますし、ご飯にも連れて行っていただいて、野球の話もプライベートの話もして、お世話になっています」と感謝する。「なんか全部が上手くいきすぎて怖いですけど」と語りながらも「僕が抑えて坂本さんが打ってって、やっぱりキャンプからしっかりやってきてよかったですし、坂本さんの一言がなければそうやって１軍に帯同できていないと思うので本当に感謝です」と語った。

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