米大リーグ機構(MLB)は11日(日本時間12日)、15日(同16日)にブレーブスの本拠地・トゥルイストパーク(アトランタ)で行われるオールスターの出場メンバーからエンゼルス・菊池雄星投手(34)が外れたことを発表した。代わりにレイズのドルー・ラスムセン投手(29)がメンバー入りした。

 菊池はエンゼルスに移籍した今季、19登板で3勝6敗と白星にこそ恵まれていないが、防御率3・02、107回1/3を投げて110奪三振と安定した成績を残している。MLB機構推薦でマリナーズ時代の2021年以来4年ぶり2度目の選出となったが、12日(同13日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦での登板が予定されていることから、登板を見合わせることになった模様だ。

 日本人選手では、菊池に加えてドジャースの大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(26)も選出されていたが、前半戦最終戦となる13日(同14日)の敵地・ジャイアンツ戦で先発予定の山本もすでに登板しないことが発表されている。山本はオールスターの行事には参加することが発表されており、菊池も帯同するとみられる。出場するのは大谷の1人だけとなった

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