第107回全国高校野球選手権大会北北海道大会の開会式が12日、旭川スタルヒン球場で行われた。空知、旭川、十勝、名寄、釧根、北見地区予選を勝ち抜いた代表16校が入場行進を行った。
選手宣誓は、14日の第1試合で帯広北と対戦する帯広大谷・村上恵都主将(3年)が務め、「(来年から地区予選が廃止されるため)この伝統ある代表旗を持っての行進は今年が最後になりますが、私たちは先輩たちが伝えてくれた最後の最後まで決してあきらめず仲間を信じ、未来を信じ、今よりももっと前進することを胸に刻み、そして次の世代へ継承します」と宣誓した。
大役を終えた村上主将は「あそこで話せたことはこれからの人生にとって大きな経験になった。最後の開会式で自分が宣誓できたことはすごい光栄なので誇りに思う」と笑みを浮かべていた。
北北海道大会は1回戦から準々決勝まで旭川スタルヒン球場、準決勝以降は2年ぶりにエスコンフィールド北海道で行われ、順調に日程が進めば22日に決勝が行われる。