巨人は12日、育成のマレク・フルプ外野手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「39」に決定した。

支配下登録選手は67人となり、残り3枠となった。チェコ出身選手としては初のNPB支配下登録選手となったフルプは、同日のDeNA戦(横浜)から即1軍に昇格する予定となっている。

 フルプはチェコ代表として23年WBC、24年プレミア12強化試合に出場。WBCでは佐々木朗希から二塁打を放った。大柄な体格から「チェコのジャッジ」と注目を集め、米独立リーグを経て昨年9月に育成選手として巨人に入団。今季はイースタン・リーグで66試合に出場、打率2割6分5厘、4本塁打、29打点をマークし、外野守備でもハッスルプレーを連発していた。

 巨人はヘルナンデスが打撃不振で2軍調整中。浅野や若林も故障離脱して外野手が固定できていない状況。同じく12日に昇格する長野とともに、得点力不足解消の起爆剤として期待される。

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