◆米マイナーリーグ セントポール―アイオワ(11日、米ミネソタ州セントポール=CHSフィールド)

 タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ3Aアイオワ所属の前田健太投手が11日(日本時間12日)、敵地のセントポール戦に先発登板。

 1回にフリエンに先制2ランを献上。

2回にも3連打されて1失点。しかし、3回から5回を「0」に抑えていた。味方打線が5回に7点を挙げ逆転してくれたが、6回に入ると1死も奪わず、3連打を浴び4点目を奪われた時点で降板。球数は90だった。後続投手が追加点を許したことで6失点(自責点5)となり、防御率は7・35となった。

 前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合投げ防御率7・88と調子が上がらず、5月1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となって、カブスとマイナー契約を結んだ。

 3Aでの過去9試合で1勝4敗、防御率7・14と結果を出しているとは言いがたい成績だった。

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