◆米大リーグ ロイヤルズ―メッツ(11日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)

 メッツの千賀滉大投手が11日(日本時間12日)、敵地のロイヤルズ戦で先発登板し、戦列に復帰した。

 荒天の予報で開始が遅れた一戦。

千賀は先頭のインディアに真ん中への直球を打たれ遊撃内野安打。続くウィットには内角への直球を左翼線へ二塁打を打たれた。無死二、三塁といきなりピンチに立たされたが、続くパスクアンティノを宝刀フォークで空振り三振。ガルシアにはピッチャー返しを打たれたが好捕。2アウトとすると5番ペレスもフォークで空振り三振に仕留めて無失点で立ち上がった。

 2回は2死から連続四球を与えたが無失点。味方が押し出しで1点を先取して迎えた3回は安打2本で2死一、三塁のピンチを招いたものの、6番カグリオンをフォークで空振り三振とし、3回まで無失点とした。

 千賀は6月12日(同13日)のナショナルズ戦で一塁ベースカバーに入った際に、右太ももを負傷し、負傷者リスト入りした。今月5日(同4日)に傘下2Aビンガムトンでリハビリ登板を行い、3回2/3を投げ、6安打2四球、4失点(自責3)だった。

 9日(同10日)にメディアに応対した際に千賀は「リハビリは順調にいって、普通に戻って来れたということだと思います、肩肘のけがではないので、そんなに長く、肩肘を休めていたわけではないので、そこに関しては、そんなに大きな不安はない。普通に(戦列に)帰れるんじゃないかなと思います」と話していた。

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