◆第107回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽1回戦 北照 12―5 函館大谷=7回コールド=(12日・札幌円山)

 北照が函館大谷を12―5の7回コールドで下し、2年連続でベスト8入りを決めた。

 4―4で迎えた4回1死二塁、1番・三島賢伸(3年)が中越え適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

先頭打者だった7回にも左翼線を破る二塁打。この日は4打数3安打で打線を引っ張った。

 3回までに4点を先行されたものの、鮮やかな逆転勝ち。三島はこれまで下位の打順だったが、約2週間前の紅白戦で打撃が好調で1番に起用された。公式戦で初めて1番に入った三島は「1番は出塁することが大切なので緊張した」と振り返り、4回の勝ち越し打も「打った球は覚えていないです」と初々しさをのぞかせた。

 最後の大会で新たな場所を見つけた三島は次戦に向け、「小さくなっていたらダメ。とにかく大きく打てるようにしていきたい」とリードオフマンとしての役割を全うすることを誓った。

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