◆第107回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽2回戦 東海大相模12―0横須賀工=5回コールド(12日・サーティーフォー保土ケ谷)

 昨夏神奈川の王者・東海大相模が初戦に臨み、横須賀工を相手に12点の大量得点で好スタートを切った。

 先発のマウンドを任された萩原優真(3年)は立ち上がりこそランナーを背負ったが、2回以降はパーフェクトピッチング。

「2、3回で修正できたのでよかった」と3回1安打無失点と相手打線を圧倒した。

 萩原の父・彰紀さんは元巨人トレーナー。23年まで20年間、巨人選手のケアを行ってきた。現在では東海大相模の選手寮に週1回足を運び、選手たちの治療を行っている。この日はスタンドで観戦。愛息の投球を見届け、「日本一長い夏を過ごしてほしい」とエールを送った。

 「一戦必勝で頑張りたい」と意気込んだ萩原。次戦は16日に、高浜と鶴見の勝者と対戦する。

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