◆第107回全国高校野球選手権沖縄大会準決勝 沖縄尚学3―1興南(12日・沖縄セルラースタジアム那覇) 

 春夏連続2年ぶり11度目の出場を目指す沖縄尚学が逆転勝ちで決勝へ進んだ。

 1点を追う6回無死二、三塁、真喜志拓斗(3年)が右中間へ2点三塁打を放ち逆転。

さらに宜野座恵夢(3年)の中犠飛で1点を加えた。守っては6回から登板したエース左腕の末吉良丞(2年)が最速150キロの速球を軸に相手の反撃を無失点で抑えた。

 決勝打を放った真喜志は「1点がほしい場面だったので、タイムリーが出て本当によかったと思います」と表情をほころばせた。センバツは2回戦で優勝した横浜に7―8で惜敗。「とにかく明日勝って甲子園を決めないと全国の相手とはできないので、明日の試合に集中して頑張りたいと思います」と力強く決意を示した。

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