◆第107回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 士別翔雲4―1釧路江南(12日・旭川スタルヒン)

 春全道8強の士別翔雲が4―1で釧路江南を下し、3年連続の8強入りを決めた。

 先発マウンドに上がった最速145キロ右腕の大橋広翔(3年)は、序盤から釧路江南打線を寄せ付けない投球を披露。

4回に味方の失策と自身の暴投などで1点を失ったが、6回まで無安打に抑えた。8回の攻撃では、無死一、三塁から左前に決勝打も放ち、投打で初戦突破に貢献した。

 3年連続の北北海道大会開幕戦勝利となり、「1年生から出ている子も多いので、なれたものです。(開幕戦に勝つ秘訣が)あれば教えて欲しいですよ。いかにいつも通りやるかじゃないかな」と渡辺雄介監督。全道10地区で唯一甲子園出場がない名寄地区の悲願をかなえるために、次の準々決勝は旭川龍谷―岩見沢緑陵の勝者と対戦する。

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