◆米大リーグ ジャイアンツ―ドジャース(11日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が11日(日本時間12日)、敵地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う3回1死三塁の2打席目に右翼場外の海に飛び込む“スプラッシュヒット”となる32号逆転2ランを放った。

 だが、6連敗中のドジャースは、4回に李政厚の2点適時三塁打を浴びて逆転されると、5回には4安打に3四球も絡んで5点を失い、リードを6点に広げられた。

 さらに6回先頭ではベッツが右膝付近に死球を受けて倒れ込み、ロバーツ監督やトレーナーらが駆け寄ったが、しばらく立ち上がれなかった。苦悶(くもん)の表情を見せながら必死に立ち上がると、なんとか小走りで一塁まで向かって出場を続行。スミスの中堅への二塁打で三塁まで激走を見せ、T・ヘルナンデスの2点適時二塁打で生還した。

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