◆イースタン・リーグ 巨人―日本ハム(12日・ジャイアンツ球場)

 巨人の戸郷翔征投手が、イースタン・日本ハム戦に先発。6月下旬に2軍降格後、初の実戦登板で3回40球を投げて2安打無失点、1奪三振で、球場表示では最速150キロをマークした。

 初回は浅間、上川畑をいずれも直球で外野フライに封じ、2死から柴田に内角150キロを右前に運ばれたが4番・有薗を外角149キロで右飛に封じて無失点スタート。2回は梅林を左飛、山口を133キロのフォークで空振り三振で打ち取り、細川には7球粘られたが、最後は123キロのカーブでタイミングを外して左飛に仕留めた。

 3回も続投し、与那嶺を三ゴロ、藤田を遊飛でわずか4球で2死を奪ったが、浅間には変化球を右前へと運ばれた。それでも2番・上川畑をフォークでタイミングを外して右飛に打ち取り、この回限りで降板となった。

 戸郷は6月22日の西武戦(東京ドーム)で今季ワースト4四死球を含む5回6安打3失点で6敗目。その試合後、今季2度目の再調整が決まり、翌日に出場選手登録を抹消された。2日間の休養日を挟んで同25日から2軍に合流し、再昇格へ向けた調整を進めていた。

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