◆第107回全国高校野球選手権大会 神奈川大会 ▽2回戦 慶応12―0慶応湘南藤沢=5回コールド(12日・バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
夏の大会では史上初の「KEIO対決」が実現。慶応が慶応湘南藤沢に勝利し、2回戦突破。
慶応のスーパー1年生・湯本琢心(たくみ)外野手は「7番・投手」として今大会初マウンドに立った。3回無安打無失点の好投を見せ、打っても初回に中堅に適時三塁打を放ちチームに貢献した。「気持ちが作りやすいのが投手、自信があるのはバッター」という湯本が目標としているのはドジャース・大谷翔平。大谷選手のように二刀流で、2年ぶりの甲子園を目指す。
◆湯本 琢心(ゆもと・たくみ)2009年9月1日、埼玉・越谷市生まれ。15歳。小1から蒲生ユニオンズで野球を始め、中学時代は春日部ボーイズで投手、右翼手。3年春の全国大会で優勝し、MVP。8月には東日本報知オールスター埼玉東選抜入り。慶応では1年夏に背番号9で初のベンチ入り。50メートル走6秒6。