◆第107回全国高校野球選手権沖縄大会 ▽準決勝 エナジックスポーツ5―3宜野座(12日・沖縄セルラースタジアム那覇)

 創部4年目で初の夏甲子園を目指すエナジックスポーツが宜野座の反撃を振り切って2年連続の決勝戦進出を決めた。13日の決勝戦で沖縄尚学と対戦する。

 初回1死一、三塁から久高颯(3年)のスクイズなど持ち前の機動力を生かして3点を先制すると3回、4回にも1点ずつを追加。7回に失策がからんで3点を失ったが、6回から久高をリリーフした右腕・福本琉依(3年)が相手の反撃をしのいで逃げ切った。

 決勝戦の相手は沖縄尚学。昨年秋の県大会、九州大会と決勝で対戦したが、いずれも黒星。神谷嘉宗監督は「1年生大会からずっと負けている。最後に勝てば…。ここまで来たらこの子たちと甲子園に一緒に行きたいですね」と言葉を強めた。

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