◆第107回全国高校野球選手権兵庫大会 ▽2回戦 伊丹西13―6姫路海稜=8回コールド=(12日・G7 STADIUM KOBE)
姫路南、網干、家島が統合して4月に開校した姫路海稜は、初の公式戦でコールド負けした。1年生10人で臨み、頭部への2死球を含む7死球を受け、複数の選手が足をつった。
5回の右前適時打で姫路海稜の公式戦初打点を記録した西谷斗真は「チームのための一打になってよかった」と、喜びをかみしめた。4回にチームの公式戦初安打をマークした井上晴登左翼手は「一体感を持ってやれた」と満足げ。4月から率いる藤岡裕介監督は「『来年につながる夏にしよう』を目標にしていたので、最後まで戦ってくれたのは、次への一歩になる」と、新しいユニホーム姿の10人を誇らしげに見つめた。